ジェノアGKジョゼップ・マルティネスの後釜候補とされるシント=トロイデン(STVV)GK鈴木彩艶に、地元メディアが注目している。
インテルは今夏、守護神ヤン・ゾマーのバックアッパーとなるGKの獲得を目指しているとされ、当初はアトレチコ・パラナエンセのベントに熱視線を送っていたという。しかし、交渉が困難と判断してジェノアのスペイン人GKへとターゲットをシフト。移籍金1500万ユーロ(約25億円)+マルティン・サトリアーノのトレードの条件で獲得が迫っていることが報じられていうr。
そんな中、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「ジェノアはマルティネスが退団する場合に備えなければならず、気になる名前をリストアップしてチェックしている」と報道。「その1人がベルギーでプレーするスズキだ」と伝えている。
イタリアメディア『スカイスポーツ』なども、今シーズンを11位でフィニッシュしたアルベルト・ジラルディーノ率いるジェノアの鈴木に対する関心を伝える中、地元メディア『プリモカナーレ』も14日にその動向を伝えた。
記事の中で「マルティネスの代役を見つけるのは簡単ではない」と主張しながらも、マジョルカが所有権を持つレアル・オビエドのレオ・ロマンや現在ユヴェントスに所属する元ジェノアGKマッティア・ペリンとともに、鈴木の名を挙げた。
とはいえ、ロマンらを含めて「出回っている名前はファンの興味をそそるものではない」との見解も。そして「当然、他のプロフィールもモニタリングされることになる」と綴った。
地元紙『ジェノヴァ・トゥデイ』もまた、「マルティネスの後の3つの名前」との見出しで新守護神探しにスポットライトを当てている。ロマンやペリンに次ぐ「最後のアイデア」として鈴木を挙げ、「米国生まれの21歳の日本人選手」と紹介。「素晴らしいフィジカルと爆発力を持つGKで、移籍金は250万ユーロ(約4.2億円)ほど」と伝えた。