ドイツサッカー連盟(DFB)は16日の記者会見で、今夏の自国開催のEUROに向けた予備登録メンバー27名を発表した。
DFBは会見前日まで、公共放送のニュース番組やインフルエンサー、美術館など本来サッカーとは関連性のない様々な発信元を通じてメンバー入りする18名の名前を先行公開。そして16日、ユリアン・ナーゲルスマン監督は会見に出席し、残り9名の名前を明かした。
今季ブンデスリーガ初優勝を果たし、依然として無敗記録を維持するレヴァークーゼンからMFフロリアン・ヴィルツら3名、13年ぶりに無冠のバイエルン・ミュンヘンからはGKマヌエル・ノイアーら6名と最多がメンバー入り。一方、今季は快進撃を見せるシュトゥットガルトからはFWデニス・ウンダフら5名が選出されている。
また、リーグでは5位もチャンピオンズリーグでは決勝に勝ち上がったボルシア・ドルトムントからはFWニクラス・フュルクルクとDFニコ・シュロッターベックの2人のみに。DFマッツ・フンメルスやMFユリアン・ブラント、主将のエムレ・ジャンらは選外となった。
なお、バイエルンFWセルジュ・ニャブリやフラムGKベルント・レノはそれぞれ負傷により招集を辞退。フンメルスのほか、負傷ではない理由からバイエルンMFレオン・ゴレツカやレヴァークーゼンMFヨーナス・ホフマンの招集も見送られている。
なおEUROに向けたドイツ代表の予備登録メンバー27名は次の通り。
※本大会の登録メンバーは26名まで。最終登録メンバーは6月7日までに提出することになる。
■ドイツ代表 予備登録メンバー27名
▽GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
アレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
▽DF
ワルデマー・アントン(シュトゥットガルト)
ベンヤミン・ヘンリッヒス(RBライプツィヒ)
ヨズア・キッミヒ(バイエルン)
ロビン・コッホ(フランクフルト)
マクシミリアン・ミッテルシュテット(シュトゥットガルト)
ダヴィッド・ラウム(RBライプツィヒ)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)
▽MF
ロベルト・アンドリヒ(レヴァークーゼン)
クリス・フューリヒ(シュトゥットガルト)
パスカル・グロス(ブライトン)
イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)
トニー・クロース(レアル・マドリー)
ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
アレクサンダー・パヴロヴィッチ(バイエルン)
リロイ・サネ(バイエルン)
フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
▽FW
マクシミリアン・バイヤー(ホッフェンハイム)
ニクラス・フュルクルク(ドルトムント)
カイ・ハヴァーツ(アーセナル)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
デニズ・ウンダフ(シュトゥットガルト)