Pascal Gross Germany 09122023(C)Getty Images

キミッヒ&ギュンドアンはドイツ代表での共存は可能?ブライトンMFグロス「彼らはフェアに評価されないことがあるかもしれない」

ブライトンMFパスカル・グロスがドイツ誌『キッカー』のインタビューで、ドイツ代表の中盤の状況についてなど語っている。

ドイツではここ数年間、バイエルン・ミュンヘンMFヨズア・キミッヒとバルセロナMFイルカイ・ギュンドアンの代表での共存に、疑問符を投げかける声があがっている。元ドイツ代表のローター・マテウス氏も今年の年明け『キッカー』で、攻撃的なマインドを持つ2人の組み合わせについて「キミッヒとギュンドアンはもう二度とダブルボランチとして見たくない」とすら言い切っていた。

今年9月の日本代表と親善試合で32歳にしてドイツ代表デビューを迎えたグロスだが、6番が「僕のベストポジション」と言及。「そこではボールタッチが多く、チームに安定感を与えることができる。ポゼッション時にも、守備時にもね。アタッカーたちを良い位置に導き、いずれの方向に向かっても良いバランスをつくり出せるからだ」とボランチポジションの魅力を語った。

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そんなグロスはキミッヒとギュンドアンのコンビを問題視しないようだ。「どのポジションも要求されものが異なれば、どのチームでも別々のプレーヤーキャラクターが同じポジションで異なるプレーをすることが可能だ。それにほかの選手たちが合わせればいい」と指摘し、次のように続けた。

「でも僕はキミッヒとギュンドアンは一緒にプレーして完璧にフィットすると考えるよ。2人ともトップレベルの絶対的なトッププレーヤーだからだ。それに彼らは時にはフェアに評価されないことがあるかもしれない。いずれにしても2人ともどんなチームにもポジティブなものをもたらす」

ブライトンとの契約は2025年までのグロスはまた、同インタビューで自身の将来についても言及。以前明かしていたキャリア最後にはブンデスリーガへ復帰する希望について問われると、「その通り。いつもそれをオープンに語ってきた。アスリート人生は常に予定通りになると限らないけど、目標はブンデスリーガに戻ることだった。でも有意義でなければいけない。ただ単に最初に届いたオファーを受け入れるだけのことではないからね。そうしていたら、すでに今年からドイツでプレーすることもできたはずだよ」とも明かしていた。

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