yukinari-sugawara(C)Getty Images

菅原由勢へ関心報道のセリエA王者インテル、右WB補強に動くには?SDが状況を説明

インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が6日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今夏の移籍市場について言及した。

今シーズン、3年ぶり20回目となる節目のスクデットを獲得したインテル。来シーズンの連覇を目指すセリエA王者は今夏、右ウィングバックの補強の可能性が囁かれており、イタリア紙『トゥットスポルト』などがAZに所属する日本代表DF菅原由勢への関心を報じていた。

インテルが右WB補強へ乗り出すには、来シーズン終了後に契約期限を迎えるデンゼル・ドゥンフリースの退団が前提とも伝えられているが、アウジリオSDはオランダ代表DFの状況について説明している。

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「プレミアリーグのクラブが獲得を狙うドゥンフリースの右サイドが補強ポイントになるかどうか? それは分からない。契約上の状況については近日中に検討を行う予定だが、私がドゥンフリースと話をした限り、彼は『残留したい』と話していた。もし彼も気に入るようなチャンスが訪れれば、その時に対応していきたい。しかし現在、彼はインテルの選手であり、残留の意思を私に伝えている。右サイドに関して、我々の選手以外の他の選手について考えていない」

なお菅原を巡っては、今シーズンのセリエAを4位で終え、ヨーロッパリーグ優勝も達成したアタランタも関心を示していると伝えられている。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は5日、獲得の条件として、アタランタが買い取り権利を持ち、インテルがドゥンフリースの代役の1人として関心を寄せるとされるエミル・ホルムとの三角関係を伝えていた。今後の動向は注目されるところだ。

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