イラク代表のヘスス・カサス監督は、日本代表を下した試合を振り返った。
19日に行われたアジアカップ2023グループD第2節でイラクは日本と対戦。開始早々から日本のミスに付け込むイラクは、5分にアイマン・フサインのゴールで先制し、前半アディショナルタイムにも同選手が追加点を挙げてリードを広げる。後半に入ると徐々に日本に主導権を握られるも、守備陣が踏ん張って後半アディショナルタイムの1ゴールのみに抑えて、イラクは日本に2-1で勝利した。
1980年代以来約40年ぶりに日本相手に勝利を挙げたイラクのカサス監督は、今大会最初の大金星を挙げたことについて「ただの1勝に過ぎないが、イラクの人々にとって最高の日だ。完璧な試合など存在しないと思っているし、完璧な試合をすることは不可能だが、我々は完璧に近い試合をした」と話し、戦う気持ちを見せた選手たちを称えた。
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「フットボールは戦いだ。負けず嫌いである必要があるし、そうでなければ試合に勝つことなんて不可能だ。私はファイターになることができる良い選手をピッチに送り出している。代表チームでのこのレベルでは戦う気持ちとクオリティのバランスが必要だ」
また、2ゴールを挙げたフサインは「選手みんながこの試合に集中していたし、僕たちみんながこの試合を戦う準備ができていた。僕たちはコーチが望んでいたことをすべてをやり、この1週間の間一生懸命取り組んでいた。僕たちは自分たちのプレーに本当に集中していたから、最高の試合ができたと思う」と語っていた。