イタリア代表チームの責任者を務めるジャンルイジ・ブッフォン氏は、7日にボローニャで行われたイベントに出席した際、初招集されたFWダニエル・マルディーニや賭博問題から復帰したMFサンドロ・トナーリらについて語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督は、UEFAネーションズリーグのベルギー戦とイスラエル戦へ向けて、ダニエル・マルディーニ(モンツァ)を初招集。ミランとイタリア代表のレジェンドであるパオロ・マルディーニ氏を父、同じく英雄であるチェーザレ・マルディーニ氏を祖父に持つ22歳MFの招集は大きな話題を呼んだ。
そしてブッフォン氏は、マルディーニ家が3世代でイタリア代表入りしたことに驚きと称賛を口にしている。
「カルチョにおいても、人生においても、信じられないような物語が存在するんだね。それが改めて示された形だ。ダニエルはこの2~3年、計り知れない成長が見られ、簡単には説明できないようなクオリティを持った選手であることを示してきたと思うよ」
また元イタリア代表GKは、賭博問題による出場停止処分を消化してピッチに復帰し、再び活躍を見せ始めているトナーリ(ニューカッスル)とニコロ・ファジョーリ(ユヴェントス)にも言及した。
「まだ若いが、過去に重要なものを示してきた選手たちだ。むしろ、彼らがあの経験をしたことで、人間的な側面においてさらに強くなったのではないだろうか。2人が以前よりも優れた選手になったことで、この代表チームはいっそう野心的になるだろう」