明治安田Jリーグは23日に2024シーズンの開幕戦が行われ、サンフレッチェ広島と浦和レッズが対戦した。
今年で32年目を迎えたJリーグ。開幕戦は昨年3位の広島と4位の浦和が激突する好カードに。広島へ今季から「エディオンピースウイング広島」を新たな本拠地に。ミヒャエル・スキッべ体制の3年目が幕を開ける。
対する浦和は新指揮官にノルウェーの名将として知られるマティアス・ヘグモ監督を招聘。スウェーデン代表MFグスタフソンや清水エスパルスFWチアゴ・サンタナら即戦力の9名の大型補強を敢行し、2006年以来となる悲願のリーグ制覇を目指す。
試合が動いたのは45+2分。川村のミドルシュートはGK西川に阻まれるも、こぼれ球に反応していた大橋が詰めてゴール。新加入FWのEスタ第一号でホームの広島が先制点を奪った。
52分、再び広島が決定機。エリア内で小泉のタッチが大きくなったのを見逃さなかった大橋が反応していた倒される。PKの判定となり、ピエロスがキッカーを務めるも失敗に。
それでも直後の55分、広島がカウンターから一気に前線へ。加藤が左サイドから右足でクロスを上げると、大橋が頭で合わせて得点。リードを広げた。
一点を返したい浦和は伊藤に替えて岩尾、関根に替えて前田を投入。状況打開を試みる。さらに76分には興梠と大畑を入れて攻勢を強めていく。
終盤は浦和の押し込む展開が続くも、広島が死力を尽くして耐え凌ぎ試合終了の笛。新本拠地での初開幕戦を白星で終えた。