Oliver Mintzlaff 2024(C)Getty Images

大宮は“日本のRBライプツィヒ“に? レッドブルCEO、中期的な目標は「ライプツィヒを成功に導いたアプローチで…」

レッドブル社のオリバー・ミンツラフCEO(最高経営責任者)が、レッドブル・グループに加えたJ3大宮アルディージャへの期待を語った。

レッドブルとNTT東日本は8月6日、NTT東日本が保有する大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する株式100%をレッドブルに譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表。株式譲渡は9月に予定していることを併せて伝えた。そして先日、Jリーグは公式ウェブサイトで大宮アルディージャの株式譲渡が9月中に完了し、10月1日付で社名を「RB(アールビー)大宮株式会社」に変更することを発表した。

そんな中、以前にRBライプツィヒのCEOを務め、現在レッドブル社のスポーツ事業などを担当するミンツラフCEOがドイツ誌『キッカー』のインタビューに対応。ライプツィヒやドイツのスポーツ界の発展や課題などを語る中、大宮の経営権取得の意図や同クラブへの期待を口にした。

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同CEOは「日本はものすごく興味深い市場だ。Jリーグはとてもポジティブに発展しており、日本の代表チームは欧州主要リーグでプレーする選手たちがたくさんいる」と指摘。「我々のクラブは今シーズンJ2に昇格する可能性が高い。それからは引き続きライプツィヒを成功に導いたアプローチでJ1昇格に努めていくつもりだ」と中期的な目標を明かすと、次のように強調した。

「重要なのはノウハウや専門知識をもって彼らをサポートし、我々も現地のマーケットをよりよく理解することだろう。そしてもちろん、この先いつかこのクラブから選手たちがヨーロッパへのステップを踏むことを願っている」

大宮は現在J3の首位を快走。2013-14シーズンにドリッテリーガ(ドイツ3部リーグ)から昇格し、16-17シーズン以降は常にブンデスリーガの上位を争うライプツィヒと同じような軌道を日本でたどるのだろうか。

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