明日に控えるオーストラリア代表戦に向け、日本代表DF板倉滉は無失点の継続に意欲を見せた。
15日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリアと対戦する日本代表。ここまでの3試合で勝利が続く最終予選では、失点も許していない。
クリーンシートを継続させている日本代表の最終ラインを支えているのが、最終予選全3試合で先発出場している板倉だ。
オーストラリア戦でも「もちろん無失点でいきたいし、無失点なら負けることはない」と板倉は失点”0”という現状を続けることへ意欲。「今の攻撃陣であれば、どれだけ0(の状態を)を長く推移させらるかで試合の結果も変わってくる。もちろんそこはこだわってやりたい」と続けた。
対するオーストラリアは、9月シリーズ終了後にグラハム・アーノルド監督が辞任し、トニー・ポポヴィッチ監督を新指揮官にを招へい。同監督の初陣となった10日の中国代表戦で3-1の勝利を飾り、アジア最終予選初白星を手にしている。
最終予選で首位の日本に続く2位は、オーストラリアを含め3カ国が勝ち点3で並んでいる状況。監督交代初戦で勝利した勢いを維持したい相手に対して板倉は「簡単な相手ではないっていうところもわかっています」と強調した。
「失点したとしても落ち着いて1失点ででとどめるっていうところも大事になってくると思う。そこはいろんな想定をしながらやりたいと思っています」
失点0へのこだわりを持ってプレーしていても、イレギュラーが起こる可能性は0ではない。そうなった場合に「崩れないことが1番大事」という見解を示した板倉。理想と現実の両方に目を向けながら、4試合連続の無失点に挑戦する。