日本代表MF久保建英が復帰した三笘薫と伊東純也について言及している。
日本代表は4日、5日に行われる2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・中国代表戦に向けて始動。試合前日を迎えた。
先月29日にアジア最終予選に臨む代表メンバーを発表した日本代表。三笘薫と伊東純也がアジアカップ以来となる招集で約7カ月ぶりの代表復帰を果たしただけでなく、川崎フロンターレの高井幸大、FC町田ゼルビアの望月ヘンリー海輝が初の代表入り。また、元日本代表主将であり、昨季終了後にフランクフルトで現役を引退した長谷部誠氏が今回からコーチとして帯同している。
中国戦前日練習を終えて囲み取材に応じた久保は、復帰した三笘と伊東について記者陣から質問が飛ぶことに。
左に三笘、トップ下に久保、右に伊東という3人が揃い踏みする可能性もあるのではという問に対して「名前だけ並べたらロマンがあるかもしれないですけど、それ相応のリスクもあるわけで」と、共存について持論を展開している。
「それを決めるのは僕でも皆さんでもなく監督だと思います。そういった機会があれば、僕としてできることは僕だけでなく三笘選手、伊東選手も個で突飛できる2人なので、僕が中央にいる場合は使い分けを大事にしていきたいなと思います」
「僕が変に顔を出す必要もないかなと思いますね。自分が黒子の役割でも全然十分に彼らの個が生きるというか。最終予選であれば余裕を持ったプレーは2人ともできると思います。ワールドカップでも余裕を持ったプレーしていたと思いますし」
最後には、日本サッカー界でも人気筆頭の2人の帰還に対して高まる期待に「変にプレッシャーをかけすぎるのもよくないですけど、2人とも理由は違えど復帰戦なので、しっかりいいプレーができるように僕らもサポートするのが大事なのかなと思います」と、協力的な姿勢を見せている。