インドネシア代表に勝利した日本代表について、ブラジル『globo』の記者が評価している。
アジアカップのグループD第2節でイラクに敗れ、勝利が必要な状況でインドネシア戦を迎えた日本。すると開始早々に上田綺世が自ら獲得したPKを豪快に沈めると、52分にも上田が追加点をマークする。終盤にはまたも上田が絡んで3ゴール目が生まれ、終盤に失点したものの、3-1で勝利を飾った。
これでグループD2位通過が決定した日本。Jリーグや代表チームにも精通する『globo』のチアゴ・ボンテンポ記者は、インドネシア戦について「まだこのアジアカップで納得のいく結果は残せていないが、今日はこれまでの試合の中で最高のパフォーマンスを見せた」と指摘。そして、各選手を採点している。
マン・オブ・ザ・マッチに輝いたのは、2ゴールを含む全得点に絡んだ上田に。「7.5」を獲得し、「センターフォワードの役割として、最も重要なゴールを決めた。1点目はPKを自ら沈め、2点目は無人のゴールに流し込むために良いポジションに入っている。ハットトリックを達成できなかった唯一の理由は、相手DFにシュートが当たってしまったからだ」と結果を残したことを称賛した。
また「ディフェンスラインに安定感を与え、申し分ないパフォーマンス」の冨安健洋と、「この試合で最も危険な選手だった」堂安律がチーム2位タイの「7」を獲得。一方で、GK鈴木彩艶は「5.5」と厳しい評価となっている。
「90分を通してほぼ仕事がなかったが、後半アディショナルタイムにインドネシア唯一の枠内シュートを止めることはできなかった。一方で54分には、持ち味である正確なボールを堂安に届けており、決まっていれば素晴らしいゴールになっていただろう」