日本代表を率いる森保一監督が、改めて伊東純也や三笘薫らについて語った。
日本サッカー協会(JFA)は3日、10月の2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に向けた招集メンバーを発表。サウジアラビア代表、オーストラリア代表との連戦へは、サイドで日本の攻撃力を支える三笘薫や伊東純也、堂安律、中村敬斗らが順当に名を連ねた。
会見に出席した森保監督は、9月の活動で伊東と三笘を起用した際の手応えについて問われ、「どの選手を起用していても最終的に同じ結果になったかなと思いますが、ピッチ上に送り込んだ選手たちが最高のパフォーマンスをしてくれた」とコメント。続けて、伊東や三笘ら攻撃的な選手が献身的にプレーすることの重要性を説いた。
「名前が出た選手たちも最高の個々のパフォーマンスとチームに貢献するパフォーマンスをしてくれたと思います。アグレッシブに勝利をつかみ取りに行く攻撃的な姿勢はこれまで通り持っていますが、攻撃に特徴のある選手が良い守備から良い攻撃にということを、まずは相手に攻めさせない、そこから攻撃を仕掛けてチャンスを作るところを献身的に、泥臭く、攻撃的な選手もやってくれたところは非常にチームの良い結果につながったかと思います」
9月の活動では、バーレーン代表戦で三笘と堂安が両サイドの選手として先発し、途中交代で中村と伊東を投入していた。そして、最終的に5-0の勝利という圧倒的な結果を手にしている。
「バーレーン戦で言うとWBで起用した選手は三笘(薫)、堂安(律)、途中出場で中村敬斗と伊東純也。攻撃に特徴を持っている選手たちが、前半から相手が狙いを持って仕掛けてくる中、率先して激しく厳しく泥臭く献身的に戦ってくれたことはチームの戦いを具現化してくれたと思います。勝利に結びつく貢献をしてくれました」