日本代表は11日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選最終節でシリア代表と対戦し、5-0で快勝。各選手・監督のパフォーマンスを採点する。
【先発出場】
GK 12 大迫敬介 | 6.0(76分 OUT)
出番が少ない中でフィードの質の高さを見せた半面、前半は不用意なパスミスも。
DF 4 板倉滉 | 6.5
数少ないピンチの場面で常に明確な判断を下した。
DF 16 町田浩樹 | 6.0
冷静な対処が目立ったが相手のサイドアタッカーに抜かれた場面も。
DF 22 冨安健洋 | 7.0
日常のプレーレベルの高さが垣間見える大胆かつ効果的な対処。
MF 6 遠藤航 | 6.5(62分 OUT)
対人の強さや大きな展開も見せたが前半の3-4-2-1では、組み合わせのテスト含め適応の時間が必要か。
MF 8 南野拓実 | 7.0
居るべき場所に常に顔を出した。潤滑油として機能し、OGを誘発する動き出しや終盤に見事な得点。
MF 10 堂安律 | 7.5
右WBとして久保との好連係も見せ、得点の場面では期待に応える一撃。
MF 13 中村敬斗 | 7.5(HT OUT)
左サイドを完全に制圧。先制アシストに加え、追加点の場面でもカウンターの始点となった。
MF 17 田中碧 | 6.0(73分 OUT)
序盤はミスが散見されたが、ボランチ、シャドー、ボランチと変わる中で徐々にバランサーとして一定の機能。
MF 20 久保建英 | 7.0(62分 OUT)
堂安の得点やOGに関与しただけでなく、“らしい”アシスト級のパスを何度も供給。
FW 9 上田綺世 | 7.5 ☆MOM
圧巻のヘッドで先制点を奪取。天性のストライカーとして常に脅威となり、随所で絶妙なターンやトラップを見せた。44分に抜け出してオフサイド判定となった場面については、映像を確認する限り“幻の2点目”と言ってもいいだろう。
監督 森保一 | 7.0
無失点でのアジア2次予選全勝を達成し、それを決めたこの日の先発も遠藤と南野以外が東京五輪組と見事に世代交代。試行錯誤自体が目的の試合ではあったが、極めて攻撃的な選手配置で快勝と望んだ結果を得ている。布陣も含めて複数の選択肢を手にしたことで、9月の最終予選、さらにその先への期待が高まる内容となった。
【途中出場】
DF 21 伊藤洋輝 | 6.5(HT IN)
攻守にミスのないプレー。後半序盤には意外性のあるシュートも繰り出した。
MF 15 鎌田大地 | 7.0(62分 IN)
出場した瞬間から中盤をコントロール。PKを誘発する決定的なパスも供給した。
MF 11 相馬勇紀 | 7.0(62分 IN)
サイドで積極性を見せてPKも獲得。途中起用で期待された仕事を果たした。
MF 7 川村拓夢 | 6.0(73分 IN)
時間は少なかったが、前を向いた際にはチャレンジする姿勢も見られた。
GK 23 谷晃生 | -(76分 IN)
出場時間不足により採点対象外。