日本代表GK鈴木彩艶は、1-1で終わったオーストラリア代表戦を振り返った。
15日のワールドカップアジア最終予選第4節で日本はオーストラリアをホームに迎える。攻勢に出るも、なかなか相手を崩せない日本は、58分に谷口彰悟のオウンゴールで先制点を許す。それでも、76分には中村敬斗がオウンゴールを誘発して同点に。試合はこのまま終わり、1-1のドロー決着だった。
今予選初失点を喫した守護神の鈴木は試合後に「無失点のゲームが続いていた中で先に失点してしまいましたけど、失点した後の立ち振る舞いが大事だと試合前に言っていました。攻撃陣には得点を取れる選手がたくさんいるので、信じて、複数失点をやらせないというところで守備陣は取り組んでいたので、それが結果的に勝ち点を拾えたことにつながったと思います」と言及。
また、オウンゴールによる失点の場面やその後の対応については「もう少し予測ができたと思います。予測をして準備していれば可能性を広げられたと思います。失点した後は割り切って、次をやらせないということははっきりしていたので、失点がチームに悪い影響を与えることはなかったと思います」と上手く切り替えてプレーできていたことを強調した。
日本は4連勝こそ逃したものの無敗を維持して、グループCで首位を快走している。それでも、鈴木はこれからさらに難しい試合が続く中でこの試合を教訓にしたいと語った。
「今日負けなかったことが非常に大きかったと思います。3連勝で来ていましたけど、簡単ではない試合が続く中で、今日は勝ち点1を拾えたということが大きいです。次の2連戦で勝利することで今日の勝ち点が非常に大きくなると思うので、次に生かしたいと思います」