20240217_Kawasaki1(C)Kenichi Arai

川崎フロンターレがヴィッセル神戸破り3年ぶりスーパー杯制覇! 新加入ファンウェルメスケルケン際が決勝弾

FUJIFILM SUPER CUPのヴィッセル神戸vs川崎フロンターレが、17日に国立競技場で行われた。

明治安田J1リーグの開幕に先駆けて行われた毎年恒例のビッグマッチ。2024シーズンは昨季J1リーグ王者の神戸と、天皇杯覇者の川崎Fが激突した。神戸は大迫勇也やジェアン・パトリッキ、山口蛍ら、川崎Fはバフェティンビ・ゴミスやパトリッキ・ヴェロン、ファンウェルメスケルケン際らを先発起用している。

試合は開始から一進一退の攻防が繰り広げられる中で川崎Fがややチャンスを多く作っていく。17分にはボックス中央のゴミスが左足を振り抜いたがGK前川黛也に阻まれる。

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21分には神戸にアクシデントが発生。井出遥也がプレー続行を断念し、2024年に川崎Fから神戸に完全移籍加入してきたばかりの宮代大聖を送り出す。その後も互いにチャンスを作りながらも決め切れないままスコアレスで試合を折り返した。

川崎Fは後半に向けて田邉秀斗に代えて三浦颯太を投入。48分、神戸陣内中央右サイドでの川崎FのFKからボックス内でワンバウンドするボールが蹴り込まれる。GK前川黛也に弾かれて中央の密集地帯を抜けてファーに流れたボールにファンウェルメスケルケンが右足でわずかに触れるとそのままゴールに吸い込まれ、川崎Fが先制する。

先制後も良いリズムでボールを動かしていく川崎F。68分にはヴェロンとの交代で途中出場直後のマルシーニョがドリブルで仕掛けてボックス手前中央でのFKを獲得する。しかし、瀬古樹が右足で直接狙ったシュートはバーに阻まれた。

ボールを持ちながらもなかなか反撃に出ることができない神戸。互いに交代カードを切っていく中で76分には宮代がボックス手前からシュートを浴びせたが枠を外れる。

そして、試合は川崎Fが1点のリードを保ったまま終了。天皇杯覇者の川崎FがJ1王者神戸を破り、2021年以来3年ぶり3度目のスーパー杯制覇を果たした。

■試合結果
ヴィッセル神戸 0-1 川崎フロンターレ

■得点者
神戸:なし
川崎F:ファンウェルメスケルケン際(48分)

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