20231101_Kashiwagi(C)Getty images

元日本代表MF柏木陽介が今季限りでの現役引退を発表「最高のサッカー人生でした」

FC岐阜は11月1日、元日本代表MF柏木陽介が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。

サンフレッチェ広島ユース出身の柏木は、2006年に槙野智章氏らとともにトップチーム昇格。同年6月に就任したミハイロ・ペトロヴィッチ監督(現北海道コンサドーレ札幌)下で頭角を現した。

その後、2012シーズンにペトロヴィッチ監督とともに浦和レッズへと完全移籍。その後、中心選手として2017年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制し、大会最優秀選手賞に輝いた。岐阜へは2021年に完全移籍加入し、2023シーズンもここまで明治安田生命J3リーグ22試合に出場している。

以下に続く

通算では、J1リーグ392試合56得点、J2リーグ31試合4得点、J3リーグ59試合1得点、リーグカップ51試合6得点、天皇杯33試合3得点、ACL33試合2得点を記録。日本代表としても11キャップを刻み、2011年にはアジアカップ制覇にも貢献した。

35歳での引退発表に際し、柏木はクラブ公式サイトを通じて「プロサッカー人生18年。こんなにも長くサッカー選手を続けられたことは感謝しかありません。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜。全てのチームに感謝です」と感謝を伝え、各クラブでのキャリアを振り返っている。

「サンフレッチェ広島はプロサッカー選手としての幹を作り、育ててくれた場所。浦和レッズはプロの厳しさ、そして最高の喜びを教えてくれた場所。FC岐阜は自分をもう一度サッカー選手として迎え入れ、しっかりと前を向かせてくれた場所。自分にとって全てが感謝でしかありません」

続けて、以下のように今後への意気込みでメッセージを締めくくった。

「サッカー選手、柏木陽介に携わってくださった全ての皆様にありがとうを伝えたいと思います。かけがえのない最高のサッカー人生でした。心からありがとうございました。残りわずかとなりましたが、今シーズン、最後までチームのために全力で戦います! 」

広告