柏レイソルの井原正巳監督は、アルビレックス新潟戦を振り返った。
前節終了時点で17位につけていた柏。残留へ向けて勝利を積み重ねたい中で、明治安田J1リーグ第36節ではホームでアルビレックス新潟と対戦した。1ポイント差で16位につける新潟との直接対決では、74分に細谷真大のゴールで先制に成功する。しかし後半アディショナルタイム、藤原奏哉の劇的な同点弾を許して1-1のドローに終わった。
これで4試合連続後半アディショナルタイムに失点を許し、2分け2敗と勝利から遠ざかる柏。残留へと大きく前進する勝利をまたしても土壇場で逃す形となり、勝ち点は40で17位のままとなった。試合後『DAZN』のフラッシュインタビューに応えた井原監督は、以下のように語っている。
「最後勝ちきれなかったのは非常に残念ですし、今日は多くのサポーターが後押ししてくれて、なんとか勝ち点3を取ろうということでゲームに臨んだわけで、またアディショナルタイムにやられたということは本当に残念ですし、悔しいです。ただ下は向いていられないので、残り2試合にすべてをかけていくしかない。残留をしっかり決められるように、この後準備をしていくしかないと思います」
「(90分の内容は)ボールを持たれる時間は覚悟した中で、自分たちがそれを耐えながら『持たせている』という意識を持ちながらどこまでできるかだと思っていたので、そういう意味では90分通してやろうとしていたことはある程度できたと思います。拮抗した中で、90分選手はハードワークしてくれたと思う」
「今日、選手は戦ってくれたと思っていますし、そういうゲームを見せてくれたと思うので、それを続けていくしかない。自分たちを信じて、またサポーターの皆さんの後押しを受けながら、しっかりと勝って残留を決められるように。また少し空くので、しっかりと準備をしていきたいと思います」