ヴィッセル神戸は27日、DF大﨑玲央のエミレーツ・クラブへの完全移籍を発表した。
現在32歳の大崎は2015年にカロライナ・レイルホークスFCでプロキャリアをスタート。2016年に横浜FCへ移籍し、徳島ヴォルティスを経て、2018年夏にヴィッセル神戸へ。神戸では在籍5年半で公式戦通算167試合に出場。クラブ史上初のJ1リーグと天皇杯優勝にも貢献した。
移籍先となるエミレーツ・クラブはUAEプロリーグに所属。今夏には神戸からMFアンドレス・イニエスタが加入するも、今シーズンは第12節終了時点で最下位に。再浮上へ向けての再び神戸からの補強となっている。
大崎はクラブの公式サイトを通じて次のようにコメントし、別れを告げた。
「ヴィッセルファミリーの皆さん、今シーズン限りでヴィッセル神戸を退団することになりました」
「はじめに、どんな時もサポートをしていただいたファン、サポーターの皆さま、スポンサー企業の皆さま、本当にありがとうございました。そして、5年半一緒にプレーした選手、チームスタッフ、ありがとうございました。6シーズン、クリムゾンレッドのユニフォームに袖を通す事ができて本当に幸せでした」
「勝った時のスタジアムの雰囲気を感じられなくなること、神戸讃歌を歌えなくなること、負けた時にブーイングされたり、叩かれなくなること、全部が寂しいです。しかし、自分で決断したことなので、少しでも頑張っている姿を皆さまに届けられるように覚悟を持って頑張ってきます。天皇杯優勝、J1リーグ優勝した時の光景は一生忘れません。ピッチ内外、神戸で過ごした5年半、自分にとってかけがえのない時間でした」
「神戸を離れてもずっとヴィッセル神戸を応援しています。皆様にまた会えること、楽しみにしています。本当にありがとうございました。LEO25.」