バルセロナは、ヘタフェにレンタル移籍しているメイソン・グリーンウッドの移籍の可能性について、マンチェスター・ユナイテッドに接触したようだ。『スポルト』が伝えた。
現在22歳のグリーンウッドは、2022年にグラウンド外での不祥事が明るみになったこともあり出場機会を得られない状況が続き、昨夏にマンチェスター・Uからヘタフェへ1年間のローン移籍をすることになった。
ただ、グリーンウッドは今季、ここまでの全コンペティションで8ゴール、5アシストを記録するなどヘタフェで活躍。再び評価を高めている。マンチェスター・Uのジム・ラトクリフ氏は、グリーンウッドが今夏に戻る可能性をほのめかしていたものの、クラブは完全移籍での売却を目指しているとされ、夏が注視される状況だ。
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バルセロナはクラブの財政難を考慮し、グリーンウッドを次の移籍市場で費用対効果の高いオプションと見なしているという。またグリーンウッドの万能性を高く評価していることから、今夏の予算が不透明なためにまだ確約はしていないが、グリーンウッドの獲得可能性と獲得するために必要な資金を見極めようとマンチェスター・Uと連絡を取ったようだ。
グリーンウッドの現在のマンチェスター・Uとの契約は2025年までとなっており、契約最終年を迎えることを考えれば市場価値は下がっている。加えて、マンチェスター・Uがバルセロナの有望株たちに興味を持っていることを踏まえると、移籍金を下げるためにアカデミーの有望な若いタレントを加えるという選択肢を模索する可能性もあると報じられた。