バルセロナのキャプテンを務めるセルジ・ロベルトは、サウジアラビアからのオファーを拒否したようだ。『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
現在32歳のS・ロベルトは、バルセロナのカンテラ出身で2010年にトップチームデビュー。それからクラブ一筋でプレーを続け、公式戦363試合に出場、2度のチャンピオンズリーグ制覇や7度のラ・リーガ制覇を経験してきた。今年3月には低年俸ながらもバルセロナとの契約を2024年まで延長を果たしたが、今季はケガ等もあってリーグ戦に6試合しか出場することができず、ピッチに立つ時間が限られている状況だ。
そんな中、S・ロベルトはサウジアラビア2部のアル・カディシヤから高額なオファーを受けたものの、これを拒否したという。『ムンド・デポルティボ』によると、来季のサウジアラビア・プロリーグ昇格を狙うアル・カディシヤは、ユーティリティプレイヤーであるS・ロベルトの獲得に野心的な動きを見せていたが、本人は個人的な理由で断ったという。選手を支えるコーラル・シマノウィッチ夫人はイスラエル出身のアメリカ人モデルであり、パレスチナ問題等もあったため移籍先に選べなかったようだ。
以下に続く
なおS・ロベルトの契約は今夏で満了するが、最終的な決断は新監督次第になるものの、新契約にサインする可能性は低いと報道。選手は以前からリオネル・メッシやルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツら元バルセロナ同僚が複数所属するMLSのインテル・マイアミ行きを熱望しており、将来的にはMLS移籍への意向を示していると伝えている。