浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が、決勝戦を振り返っている。
2023 Jリーグ YBCルヴァンカップは4日、国立競技場で決勝戦が開催され、アビスパ福岡と浦和レッズが対戦。今年のルヴァンカップ決勝は史上初の決勝であり、初のタイトルを狙う福岡と、7年ぶりの決勝進出を果たし、3度目の戴冠を目指す浦和が激突した。
試合は前寛之と宮大樹のゴールで2点をリードし、後半に1点を返されるも2-1で逃げ切った福岡が、ルヴァンカップ初の優勝。そして悲願となるクラブ史上初のタイトルを獲得している。
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試合後、浦和のスコルジャ監督が記者会見に出席。「立ち上がりは我々にとって酷いものになりました」と切り出し「決勝の立ち上がり5分で失点したのは、試合前でのメンタルの準備の部分で何かが間違っていたことになると思います」と自身の見解を明かした。
「その後はボールをキープしながら流れを変えようとトライしましたが、持ち直しましたが、ナーバスになっていたと感じます」
「最後のところで不運な場面はありましたし、我々にとって災害のような一日となってしまいました」と嘆くも、スコルジャ監督は「通常我々しないような失点をしてしまっている」ことについても触れている。「ゴールキックが得意なチームだとは思いますが、一失点目はそこからでした」と、多少の驚きを口にした。
対戦相手である「アビスパ福岡さんにはおめでとうと伝えたいと思います」と祝服を伝えつつも、指揮官は「本日は悲しく悪い一日になってしまいましたが、我々は今一度立ち上がって次に向かわないといけないと思います」と、残りのシーズンへ向けての意気込みを語っている。