リヴァプールは、冬の移籍市場で遠藤航を放出することは考えていないようだ。
昨夏にリヴァプールに加入し、昨シーズンにユルゲン・クロップ監督の主力としてプレーした遠藤。しかし今夏、アルネ・スロット監督が就任すると、同選手はライアン・フラーフェンベルフとのポジション争いに敗れてベンチを温める時間が増えている。ここまで先発出場はカラバオカップの2試合のみで、プレミアリーグやチャンピオンズリーグではほとんど出番を得られていない。
これを受け、来年1月の移籍市場で遠藤が放出されるのではないかとの憶測が頻繁に飛び交っている。リヴァプールは6番のポジションに新戦力を望んでおり、獲得資金の一部を補うためにも日本代表主将が売却される可能性が浮上していた。
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しかし、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、今シーズン最高のスタートを切ったリヴァプールのスロット監督は現状のスカッドに満足しており、冬の移籍市場での選手売却による弱体化を望んでいないという。
そのため、遠藤に加え、今夏にユヴェントスから加入するも同じく出番をほとんど得られないフェデリコ・キエーザや、来夏に契約満了を迎え、去就に大きな注目の集まるトレント・アレクサンダー=アーノルドといった選手たちの売却を検討することはないと伝えられている。