FC町田ゼルビアの黒田剛監督がスタッド・ランス戦について振り返った。
スタッド・ランスは31日にジャパンツアー2024を開催し、『MACHIDA City Cup 2024』として町田GIONスタジアムでと対戦。試合はスタッド・ランスが2-0で勝利した。
この日が日本での2試合目となるスタッド・ランスは伊東純也と中村敬斗が揃って先発。試合直前のゲリラ豪雨によりキックオフが30分遅れた同ゲーム。開始早々から伊東が随所で持ち前のドリブル突破を見せて会場を沸かせる。
スコアが動いたのは29分。右サイドで伊東が対峙した杉岡を振り切って独走状態に。エリア手前までボールを運ぶと、中へラストパスを送る。これにディアキテが反応して押し込み、スタッド・ランスが先制した。
78分にも追加点を奪ったスタッド・ランスが現在J1首位の町田を下し、白星を飾っている。
試合後、町田の黒田監督が記者会見に出席。終始存在感を示していた。伊東と中村の両ワイドの選手たちのプレーを実際に見ての感想を問われ、両選手を絶賛した。
「選手たちには直接的に特に意識はさせずに入らせましたけど、結局は伊東選手のスピードには何回かやられてしまったし、縦だけじゃなくて、カットインからのチャンスも演出できるところの彼の凄さ」
中村には「切り返しだとかカットインのチャンスを作っていました」とし、「あの両ワイドは本当にスタッド・ランスの攻撃にかなり効果的に機能してるかと思いますし、さすがだなと思います」と語っている。