来夏からリヴァプールに加入することが決まっているGKギオルギ・ママルダシュヴィリが、移籍の理由について語った。
2021年夏に加入したバレンシアで大きなインパクトを残すママルダシュヴィリ。さらにジョージア代表として出場したEURO2024では全4試合でゴールマウスを守り、チームの大会初出場ながら史上初のラウンド16進出に大きく貢献していた。
この活躍を受けて去就にも大きな注目が集まったが、今夏の移籍市場でリヴァプールに移籍金3000万ユーロ(約48億円)+ボーナス500万ユーロ(約8億円)で加入することが決定。今季はレンタルの形でバレンシアにとどまり、2025年夏からリヴァプールに合流する予定となっている。
『El Desmarque』のインタビューに応じたママルダシュヴィリは、リヴァプール移籍を決断した理由について言及。「クラブの代表が僕と契約するために会ってくれたとき、リヴァプールのプロジェクトに惹かれたんだ」とクラブの将来性に期待感を抱いていたことを明かした。
なお、現在リヴァプールではブラジル代表GKアリソン・ベッカーが絶対的守護神としてゴールマウスに君臨している。現行契約は2026年+1年の延長オプションとなっていることから去就が注目されているものの、「契約を尊重して満了までいるか、新たな契約を結びたい」と契約延長を望んでいることも示唆していた。
アリソンの残留が決まれば、ママルダシュヴィリは世界最高クラスのGKと守護神の座を争うこととなる。それでも「たとえ今の正守護神が退団しなかったとしても、僕は先発GKのポジションを争うつもりだ」とスタメン争いへの意欲を見せている。