マンチェスター・シティは、守護神エデルソンの離脱を発表した。
14日の2-0で勝利したトッテナム戦に先発したエデルソンは、後半途中にトッテナムのクリスティアン・ロメロと交錯。同選手はすぐには立ち上がれず、直後にオルテガ・モレノとの途中交代を余儀なくされた。
ベンチに下がる際、エデルソンは交代に納得できず、グアルディオラ監督に対して不満をあらわにし、ベンチ前のクーラーボックスを蹴り上げるなどの場面がカメラに捉えられており、このリアクションは注目を集めていた。
そんなエデルソンだが、どうやら重傷を負っていた模様。マンチェスター・Cは16日に同選手の状態に関する声明を発表し、その中で「エデルソンは眼窩骨折により、今シーズンのラスト2試合を欠場する」と伝え、詳細を続けた。
「ブラジル人GKは火曜日夜のトッテナム・ホットスパーでの2-0で勝利した試合の中で負傷した。彼はその後、ケガを負った箇所の検査を受け、右眼窩に小さな骨折が確認された。この負傷はエデルソンが2023-24シーズンの残りでプレーすることを妨げるものになる。クラブの全員がエデルソンの早期の回復を祈っている」
マンチェスター・Cの声明通りなら、エデルソンはプレミアリーグ優勝の懸かった19日のホームでのウェストハム・ユナイテッド戦を欠場。さらに、25日に予定されるマンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ決勝でもプレーできない。
また、エデルソンは6月にアメリカで開催予定のコパ・アメリカのブラジル代表にも選出されている。そのため、この負傷による離脱が長引けば、セレソンとしてのプレーにも影響を与える可能性がある。