2020-04-06-premier-manchester-city-logo-etihad-stadium-genera(C)Getty Images

”財務違反115件”マン・Cへのヒアリングがついに開始…10週間の聴取を経て2025年初旬に判決の見込み

マンチェスター・シティの財務違反に関するヒアリングが16日に開始された。

近年急成長を見せ、プレミアリーグの強豪の1つになったマンチェスター・C。2シーズン前にはチャンピオンズリーグ制覇を含む3冠を達成し、昨シーズンにはプレミアリーグを制して史上初のリーグ4連覇を成し遂げた。

そんなマンチェスター・Cだが、現在スキャンダルに揺れる。過去に欧州サッカー連盟(UEFA)からも財務違反を指摘された同クラブは、昨年2月に2009年から2018年にかけて虚偽の会計報告や給与に関する不正確な会計報告など、計115件のプレミアリーグ財務規則違反があったことが独立委員会の調査により判明し、今後の行方が注目されている。

以下に続く

マンチェスター・Cが財務違反を否定する中、報道されていたように16日にヒアリングが開始された。イギリス『BBC』によると、違反件数が膨大なことからヒアリングは10週間に及ぶようだ。ヒアリング終了後に判決が下されることが予想されており、2025年初旬になる見込みだ。

このようなケースの場合、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行うことはできない。しかし、マンチェスター・Cもしくはプレミアリーグは異議申し立てを行うことが可能で、新たに独立委員会が設けられ、再びヒアリングが行われる運びになる。

なお、『スカイスポーツ』によると、異議申し立てを含め、最終的な判決は今シーズン終了までに出されるようだ。

広告