マンチェスター・シティOBパウロ・ワンチョペ氏は、一部で噂される古巣の降格処分に言及している。
昨季にはチャンピオンズリーグ初優勝を含む歴史的な三冠を達成、今季も優勝候補の一角として見事な戦いを続けるマンチェスター・C。しかし、プレミアリーグが2018年からスタートした財務違反疑惑による調査の結果、115件の違反が見つかったとして告発されている。クラブ側は不正行為を完全に否定しており、『デイリー・メール』などは2024年の秋ごろから裁判が始まると伝えていた。
そして現地の一部メディアや有識者の間では、有罪が証明された場合、マンチェスター・Cは降格処分を受ける可能性が高いとも指摘している。そんな中、2000年~2004年まで同クラブに所属し、FC東京でのプレー経験もあるワンチョペ氏が『デイリー・スター』のインタビューで語った。
「彼らは何が起きても立ち直ることができるはずだ。ファンベースは、非常に強力だからね。だからこそ今がうまくいっているんだ。ファンは以前にも困難な時期を経験し、それを乗り越えている」
「ディビジョン1(現チャンピオンシップ=イングランド2部)やディビジョン2(現リーグ1=3部)でプレーしていた時のことを覚えているけど、その時期もファンは力強く立っていた。特別な存在だよ。彼らは何が起きても大丈夫だろう。いずれにしても、ダメージの大きい制裁が行われないことを祈っているけどね」
マンチェスター・Cもプレミアリーグも、現在は裁判に向けた準備を行っていると伝えられる中、最終的な処分はどのようなものになるのだろうか。