20240421 Manchester United(C)Getty Images

「マン・Uはまるで2部チーム。嫌いになりかけている」“辛口”キーン、FA杯決勝進出の古巣を酷評

マンチェスター・ユナイテッドのOBロイ・キーン氏は、劇的な展開でFAカップ決勝へ進んだ古巣を酷評している。

21日に行われたFAカップ準決勝で、マンチェスター・Uはコヴェントリー・シティと対戦。23分にスコット・マクトミネイがネットを揺らすと、58分までにハリー・マグワイアとブルーノ・フェルナンデスが追加点を挙げて3点をリードする展開に。しかし、71分から立て続けて3失点。試合はPK戦にまでもつれ込んだが、マンチェスター・Uが4-2で制して辛くも決勝進出を決めた。

マンチェスター・シティの待つ決勝に進んだマンチェスター・Uだが、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)所属のコヴェントリーに一時3点差を追いつかれ、延長戦でも大ピンチを迎えるなど、苦しい試合となった。そして試合後、“辛口”で知られるキーン氏はイギリス『ITV』で以下のように語っている。

以下に続く

「このユナイテッドは好きになれない。そんなことはできないんだ。リーダーシップやキャラクターという面で、このグループからは何もわからない」

「信じられないよ。最終的に勝ったのは、運が良かったからだ。コヴェントリーは交代選手やゴールで信念を取り戻し、突然プレミアリーグのチームのように見えたよ。だが、ユナイテッドはまるでチャンピオンシップのチームのようだった」

「ハリー・マグワイアは試合後にインタビューを受け、その中で『僕たちは最高のキャラクターを示した』と言っていた。私はにはそれが見えない。ほとんど嫌いになりかけている段階だよ」

「彼らにあるクオリティは明らかだが、望んでいるプレーをしてリードしている時、自らアクセルから足を離してしまっている。まるでピッチに立って試合に勝利するのを怖がっているかのようだ。私はリーダーシップを待ち続けている。もう少し勇気を見せてほしい」

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