“チチャリート”の愛称で知られるメキシコ代表の元エースストライカーであるハビエル・エルナンデスが、古巣チーバス・グアダラハラでセカンドデビューを飾った。
エルナンデスは2006年にグアダラハラでプロとしてのキャリアをスタート。その後、メキシコを離れて2010年にマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、それ以降レアル・マドリー、レヴァークーゼン、ウェストハム、セビージャなどでプレーし、マンチェスター・Uでは2度のプレミアリーグ優勝を果たした。また、メキシコ代表の歴代最多得点者でもあり、109試合に出場して52ゴールを挙げている。
そんなエルナンデスは、2020年からMLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーと契約。そこからプレーを続けていたが、昨年6月に前十字靭帯断裂の怪我に見舞われ、事実上ギャラクシーでの4シーズンにわたるプレーに終止符が打たれることに。MLS通算82試合に出場して39ゴールを挙げ、2022年にはオールスターにも出場したエルナンデスだが、昨年の11月に契約満了が発表されていた。
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その後、2024年1月に母国メキシコのグアダラハラに13年ぶりに復帰したエルナンデスは、土曜日のメキシコ・リーガMXのプーマスUNAM戦で88分から途中出場。試合は3-1で勝利し、ホームのサポーターから喝采を浴びた結果となった。
現在35歳となったエルナンデスは、古巣グアダラハラでこれからどんなプレーを見せるだろうか。