Alessandro Buongiorno Torino 2023-24Getty

CBの台所事情に悩むミラン、トリノの24歳伊代表ブオンジョルノの獲得を検討か

ミランは補強のターゲットをFWからセンターバックへと変更し、トリノの24歳DFアレッサンドロ・ブオンジョルノの獲得を検討している。イタリアメディア『スカイスポーツ』が8日、伝えている。

ミランは当初、FWの補強を検討していたが、リストアップしたシュトゥットガルトのFWセール・ギラシの獲得が困難となる中、FWルカ・ヨヴィッチの好パフォーマンスやFWオリヴィエ・ジルーが1カ月ぶりにゴールをマークしたことも踏まえ、守備の補強へシフトすることを決めたとみられる。

ステファノ・ピオリ指揮下では、フィカヨ・トモリやピエール・カルル、マリック・チャウが負傷して戦列を離れており、サイドバックのテオ・エルナンデスがCBを務める非常事態となっている。今冬、ビジャレアルへレンタルに出していたマッテオ・ガッビアを呼び戻したものの、守備ラインはまだ手薄な状況だ。

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そこでミランは、ジェノアに所属するDFラドゥ・ドラグシンの代理人との接触を開始。21歳FWロレンツォ・コロンボを移籍の条件に含めた取引の可能性を探ったが、ルーマニア人DFはトッテナムやナポリ、バイエルン・ミュンヘンなどから熱視線を受ける注目株である上、ミランは現時点でジェノアとの正式交渉へ至っていない。

そんな中、ミランでは、トリノで活躍する191センチの大型CBブオンジョルノ獲得の可能性が高まっているようだ。ミラノの名門クラブは数週間前からイタリア代表DFをリストアップしており、今後、移籍金やトリノ側や選手の意思などを見極めていく方針だ。またブオンジョルノの取引を巡っても、モンツァへレンタル中のコロンボがトレード要員として提案される可能性がある。

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