ミランは、モナコに所属するフランス代表MFユスフ・フォファナ獲得へ移籍金最大2500万ユーロ(約41億円)の条件で合意に至ったようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が15日伝えている。
今夏ポルトガル人指揮官のパウロ・フォンセカを招聘し、これまでにスペイン代表主将アルバロ・モラタやDFエメルソン・ロイヤル、DFスタリヒニャ・パヴロヴィッチらを獲得したミラン。さらに中盤の強化に動いていることが伝えられており、フォンセカ監督が望むフォファナをターゲットに定めているという。そして『スカイスポーツ』によると、オファーを2000万ユーロ(約33億円)+ボーナス500万ユーロ(約8.2億円)へと引き上げ、モナコおよび選手と合意に達した模様。フォファナは2029年までの5年契約を結ぶ見込みとなっており、16日にミラノに到着し、17日にメディカルチェックが行われると予想されている。
現在25歳のフォファナは、2020年1月にモナコへ加入すると、昨シーズンは公式戦35試合に出場、4ゴール4アシストをマーク。また今年6月から行われたEURO2024(ユーロ2024)にも、フランス代表の一員として3試合に途中出場していた。
なお、ミランの補強はこれにとどまらないとも。『スカイスポーツ』は、今後はユヴェントス行きの可能性が伝えられているピエール・カルルの去就問題に取り組むほか、移籍期間の終盤でフォンセカ監督にとって「興味深くなりつつあるケーキのトップを飾る最後のチェリー」の確保を目指すとのこと。フォンセカ監督は、ローマのFWタミー・エイブラハムを評価しているとみられるが、ウディネーゼの22歳MFラザール・サマルジッチやユヴェントスで構想外のFWフェデリコ・キエーザといった他の選択肢も検討すると伝えられている。