ミランに加入したスペイン代表FWアルバロ・モラタが12日、クラブ公式メディア『Milan TV』のインタビューで新天地などについて語った。
昨シーズン限りで退団したオリヴィエ・ジルーの後釜として、今夏アトレティコ・マドリーからミランへ移籍したモラタ。スペイン代表FWは、過去にミラノの名門クラブでプレーした名選手らと対話し、新たな冒険に心を弾ませている。
「ミラン移籍の選択は、全てが非常に簡単だった。クラブが僕を望んでくれた、それだけだ。僕にこれほどの信頼を寄せてくれたチームは他になかった。これが僕のキャリアで最も素晴らしく、最も重要な挑戦だ。カカや(ズラタン)イブラヒモヴィッチ、(デイヴィッド)ベッカムと話し、このクラブの歴史を感じたよ。このクラブの歴史に自分の名前を刻むのが待ちきれない」
そんなモラタは、スペイン代表で着用しているのと同じ背番号7番を選択したが、昨季まで同背番号を着用していたヤシン・アドリに感謝の意を示している。
「まず、背番号を僕に譲るという素晴らしい計らいをしてくれたアドリに感謝しなければならない。僕のお気に入りの番号なんだ。でも、これまでは様々な理由があってクラブチームではつけたことがなかった。アドリの計らいをうれしく思っているよ」
最後にスペイン代表主将は、ミランの下部組織に所属する16歳の逸材FWフランチェスコ・カマルダに言及した。
「彼は前途有望だ。だが、取り組みを続けなければならない。いくつか理解しなければならないこともあるだろう。僕はここで彼を手助けし、サポートするつもりだ。もしかしたら僕が彼の控えになるかもしれないね。カマルダはミランの現在と未来になり得る」