ミランに加入した23歳のセルビア代表DFストラヒニャ・パヴロヴィッチが8日、入団会見に出席して喜びなどを語った。
ミランは今夏、センターバックの補強としてザルツブルクからパヴロヴィッチを獲得。報道ではボーナスを含めて移籍金2000万ユーロ(約32億円)を支払ったと伝えられている。そして8日の会見では、クラブ幹部を務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が獲得の舞台裏を明かした。
「昨シーズンは失点が多かったので、守備の補強に努めた。彼は完璧なプロフィールで、しばらくの間追っていたんだ。アグレッシブな選手であり、左利きだ。チーム内で左足を使うのは、テオ(エルナンデス)だけだった。ストラヒニャは怖がらず、インテンシティの高いプレーをする。少し闘志を必要としていたこのチームにとって適材だ。ファンのお気に入りの選手になると確信している」
ベルギーやフランス、スイスやオーストリアでのプレーを経て、セリエAへ挑戦するセルビア代表DFだが、OBでもあるイブラヒモヴィッチ氏による勧誘がミラン移籍を後押しした語っている。
「イブラヒモヴィッチの存在は重要だった。最初に連絡を受けた時、すぐさま素晴らしいクラブであることが理解できたよ。ズラタンと話せば話すほど、ここへやって来ることへの確信が持てたんだ」
「僕はアグレッシブな選手だ。(指揮官のパウロ)フォンセカとはまだ話をしていないが、僕は彼が求めるプレーをするためにここへやって来た。3バックでも4バックでも関係ない。僕は毎日、200%の力を出すつもりだ」
「イタリアへやって来る選択は、現時点で僕にとって適切な決断だったと思う。この国なら自分自身が大きく成長できるだろう。ここへやって来てから全てがポジティブだ。僕の夢が叶ったんだ。ミラネッロは素晴らしいよ。みんながサポートをしてくれる。ミラノの街も好きだ。背番号は31番を選んだが、後で僕のヒーローである(ヤープ)スタムがつけていた番号だと知ったよ」