モンツァは、アレッサンドロ・ネスタ監督の就任を発表した。
現役時代にラツィオやミランに在籍して2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のセリエA優勝を成し遂げ、イタリア代表としては2006年のワールドカップ制覇にも貢献したネスタ監督。現役を引退してからはコーチングキャリアに進み、これまでにセリエBのペルージャやフロジノーネ、レッジャーナで指揮を執ってきた。
そんなネスタ監督に関心を示していたのがモンツァ。同指揮官が現役時代に活躍したミランの黄金期をシルヴィオ・ベルルスコーニ氏とともに支えてきたアドリアーノ・ガッリアーニ氏がCEOを務める同クラブは、今シーズン終了後に2シーズン指揮を執ったラファエレ・パッラディーノ監督が退任したことを受け、新指揮官探しに着手していた。
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そして11日、モンツァはネスタ監督が新指揮官に就任することを発表。2025年夏までの1年契約を結び、この契約の中には一定の条件を満たせば自動的に12カ月間契約が延長されるオプションが付帯している。
先日のイベントの中でネスタ監督の招聘に近づくことを明かしていたガッリアーニ氏は「ネスタは最強DFの1人だった。彼が偉大な選手であった経験は役に立つだろう」と期待を口にしていた。