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現地時間31日、なでしこジャパン(日本女子代表)はニュージーランド女子代表と対戦した。
今夏行われるパリ五輪に向け、スペインに遠征し強化を進めているなでしこは、31日と6月3日にニュージーランドとの連戦を戦う。その初戦となるこの試合では、熊谷紗希、長谷川唯がベンチスタートとなり、宮澤ひなた、林穂之香、田中美南らが先発メンバーに名を連ねた。
立ち上がりからボールを保持して試合のペースを握ったなでしこは20分、左サイドでボールを受けた北川ひかるがゴール前に浮き球のパスを送る。これをエリア内右に走り込んだ清家貴子がDFと競り合いながらも受け、シュートまで持ち込むもGKリートに阻まれた。
ニュージーランドもカウンターやセットプレーで反撃を試みるが、GK平尾知佳の守るゴールを脅かすには至らない。
互いに決め手を欠き、無得点のままハーフタイムを迎えるかと思われた前半終了間際、守屋都弥の縦パスに右サイドを抜けた長野風花がエリア内右から折り返すと、ニアサイドで受けた清家が受け、落としたボールをゴール前の田中が冷静なトラップから左足でゴール右へと流し込み、なでしこが先制して試合を折り返した。
GK平尾と守屋を下げてGK大場朱羽と浜野まいかを投入した日本は、後半キックオフからわずか2分後にネットを揺らす。北川の右CKを、ファーサイドでフリーとなっていた古賀塔子が頭で合わせる。これが左のポストに当たって決まり、なでしこが後半早々に2-0とリードを広げた。
2点リードのなでしこは61分、宮澤と南萌華を下げて植木理子と高橋はなを投入。さらに73分、長野に代えて長谷川を投入すると、78分には田中に代えて千葉玲海菜を投入する。
選手交代をしながらもペースを落とさないなでしこは植木、浜野、北川がニュージーランドゴールへと迫るが、ニュージーランド守備陣の粘りやGKリートの好守もあり3点目を奪えない。
それでも、最後までニュージーランドに反撃のゴールを許さず、2-0で完封勝利を飾った。スペイン遠征中のなでしこは6月3日に再びニュージーランドと対戦する。
■試合結果
なでしこ 2-0 NZ
■得点者
なでしこ:田中(45+2分)、古賀(47分)