元イタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォン氏が、ナポリFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアを題材とした本のイベントに出席した際に語った。イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
元ユヴェントスの守護神は、昨シーズンにセリエA34試合で12ゴール13アシストをマークしてナポリを優勝に導くなど、イタリアを席巻したジョージアの新星クヴァラツヘリアに言及。今後、バロンドールの獲得を狙える選手であると主張した。
「彼ならバロンドールを受賞できるかもしれないというのが真実だ。受賞できるかどうかは、その時の状況によることが多い。タイミングが合いさえすればね。過去には、歴史的な背景が受賞を後押ししたことだってある」
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「クヴァラは、(リオネル)メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ネイマールがいなくなるタイミングで現れた逸材だ。(アーリング)ハーランドや(キリアン)エンバペと渡り合える選手の1人と言えるだろう」
また、今シーズンはルディ・ガルシア指揮下で成績が振るわない王者ナポリにも見解を示した。
「昨シーズンのナポリは、途中から熱狂の勢いに乗ってプレーしていた。ナポリの功績もあり、ライバルはかなりの差に少しあきらめていた。しかし再出発となると、同じスタートラインに立つことになる。それにエネルギーや熱狂が以前とは異なることもあるだろう。それからケガ人など多くのことが影響してくる。ナポリという場所で2連覇をするのは簡単ではない。ミラノやトリノではない場所で2連覇したチームはないんだ」