約1年離脱のネイマール、復帰は来年1月以降に？アル・ヒラルのリーグ登録メンバーを外れる可能性

現在ケガからの復帰を目指すアル・ヒラルFWネイマールだが、1月までプレーできない可能性があるようだ。

バルセロナではチャンピオンズリーグを含む歴史的な三冠を達成し、パリ・サンジェルマンでは5度のリーグ・アン制覇などを経験したネイマール。ブラジル代表としても128キャップを記録し、同国歴代最多79ゴールを誇る32歳FWだが、昨年10月の代表活動中に重傷を負うことに。前十字靭帯断裂と半月板断裂と診断され、以降は欠場が続いている。

約1年間戦線を離脱しているネイマールだが、アル・ヒラルでのプレーは来年1月まで見られない可能性があるようだ。ポルトガル『Record』によると、チームを率いるジョルジェ・ジェズス監督はサウジ・プロリーグの外国人選手枠から外すことを望んでいるという。

サウジ・プロリーグの外国人選手登録枠は「8」。しかし、アル・ヒラルはネイマールを含めて9人の外国人選手が在籍している模様。そのため、現状では全員を登録できない状態であるとのこと。そしてネイマールは11月まで全体トレーニングにも合流できない見込みであり、ウィンターブレイク前までに出場可能な試合は2～3試合に留まる可能性が高いようだ。そのためジェズス監督は、ネイマールの代わりに今夏に加入したレナン・ロディを登録メンバーに加え、1月の移籍市場開幕後にこの問題を再検討したい考えだと伝えられている。

2023年夏にアル・ヒラルと契約したネイマールだが、これまで出場はわずかに5試合。チームは昨季サウジ・プロリーグ優勝を達成したものの、すでに50試合以上を欠場している。負傷が長引く中、ジェズス監督の決断に注目が集まっている。