Suzuki ParmaGetty

日本代表GK鈴木彩艶ら獲得のパルマの補強を伊紙が評価!「スズキらは興味深い賭け」

日本代表GK鈴木彩艶らを獲得した昇格組パルマについて、イタリアの経済紙『イル・ソーレ・24オーレ』が2日、特集記事の中で注目した。

昨シーズンのセリエB覇者として、3年ぶりのセリエAに臨むパルマは今夏、シント=トロイデンからGK鈴木彩艶を獲得するなどして、リーグ全体で12位にあたる3370万ユーロ(約54億円)の補強を行った。一方で指揮官のファビオ・ペッキアを始めとして、セリエB優勝の功労者の多くを慰留し、選手の売却額は670万ユーロ(約11億円)にとどまった。

そんなパルマの今夏の補強について、イタリア紙は合格ラインを上回る「6.5」と評価している。「パルマは、3年間の不在の時を経て、セリエAへ復帰したが、メルカートにおいて慎重なアプローチを選択した」と分析。「(昨シーズンからの)継続を目指しつつ、ターゲットを絞ったいくつかの補強を行った」と指摘した。

以下に続く

「レッチェで印象的な活躍を見せたFWポントゥス・アルムクヴィストやフロジノーネに所属していたDF(エマヌエーレ)ヴァレーリら有益な補強を選択した」と評価した一方、日本代表GKにも言及。「日本人GKスズキや、アントワープからやって来たMFマンデラ・ケイタは、興味深い賭けだ」との見解を示した。また結論として、「スペクタクルな補強はなかったが、残留という目標と一貫性のあるメルカートだった」と述べている。

広告