チェルシーの新指揮官となるエンツォ・マレスカ監督は、より攻撃的なスタイルをもたらすことを目指していると明かした。『ESPN』が伝えた。
近年大型補強を敢行するチェルシーだが、昨季も苦戦を強いられることに。シーズンの大部分で中位をさまようと、終盤の5連勝でなんとか6位に滑り込んでUEFAカンファレンスリーグの出場権を獲得したが、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督がシーズン後にクラブを後にしている。
そしてポチェッティーノ前監督の後任として、チェルシーを率いることになるマレスカ監督。昨季レスターをプレミアリーグ昇格に導いたイタリア人指揮官は、8日の就任会見で決意を語っている。
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「今この瞬間からクラブとチームの何を改善し、何をすべきかを分析しようとしている。可能な限り早く正しいメンタリティと文化を作ることが必要だ。それは明白である。ファンが誇りに思えるような文化がね。ボールを持っている時も持っていない時も、攻撃的なチームになるよう努めるよ。そして、特にホームでファンとクラブの間につながりを作る必要がある」
なお、マレスカ監督はチェルシーで7人目のイタリア人指揮官となる。クラブ初のイタリア人監督となったジャンルカ・ヴィアリ氏はチェルシーを初めてチャンピオンズリーグに導いているが、マレスカ監督は「(チェルシーに加入した理由の)一つは確かにそれだ。再びここでイタリア人監督になれることを非常に誇りに思う。おそらく、クラブとして、家族として、チェルシーとイタリア人の間には上手くいく何かがあるんだろうね」と語っている。