リヴァプールの遠藤航は、カラバオ・カップ決勝を前に今季限りでの退任が発表されたユルゲン・クロップ監督への思いを口にした。
リヴァプールは25日、カラバオ・カップ決勝でチェルシーと対戦する。現在、リヴァプールはカラバオ・カップに加え、プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ(EL)でも勝ち進んでおり、“4冠”達成の可能性を残している。週末のカップ戦決勝では、今シーズン限りでの退任を発表したクロップ監督の前で今季最初のタイトル獲得が期待されている。
遠藤はクラブ公式サイトで、カラバオ・カップ決勝がクロップへの感謝の気持ちをトロフィーという形で返すための試合となると語っている。
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「(クロップの退団について)聞いた時は悲しかった。彼の下でプレーすること、そして彼のようなサッカーをすることを本当に楽しんでいる。残念なことだけど、彼が去る前に彼のためにタイトルを獲得することを望んでいる。ユルゲンの下でプレーしたのは1シーズンだけだ。他の選手たちはもっと長くここでプレーしているから、もっと思い入れがあるかもしれない。でも、彼にはとても助けられているんだ」
また遠藤はミッドウィークに行われたプレミアリーグ第26節のルートン・タウン戦の話を例に出し、「監督はポジティブでいること、そして自分たちがリヴァプールであることを示す必要があると話してくれた。ルートン戦ではそれができた。負傷した選手のことはあまり考えず、目の前の次の試合に集中しているよ」と決勝への思いを口にしている。