リヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクは、新監督に就任したオランダ人指揮官のアルネ・スロット監督を手助けすることに全力を尽くそうとしているようだ。『スカイスポーツ』が伝えた。
リヴァプールの主将を務めるファン・ダイクは、現在の契約が切れるまで残り12カ月を迎えており、まだ新しい契約のオファーを待っている状況だという。そんな中、クラブではユルゲン・クロップ監督が退任し、アルネ・スロット新監督が招へいされた。
クラブが新たな時代に入ろうとしていることに対し、ファン・ダイクは「変化は時に少し怖い」と認めつつも、正しい方向へと進んでいることを信じていると語った。
「僕の将来は今のところ重要ではない。今のところ、僕が言うべきことは何もない。何も変わっていないし、何も決まっていない。僕のすべての状況に変化はないよ。いま言える唯一のことは、彼(クロップ)にはとても驚かされたから、涙を流さないことだ」
また、新たな指揮官となるスロット監督は、フローニンゲンに在籍していた2013年に対戦した過去を持つ。ファン・ダイクはスロット監督がEURO2024の影響でプレシーズンの計画が複雑なものになることを理解した上で、休みが必要との考えを明かした。
「ひとつわかっているのは、大会が終わったらいい休みが必要だということだ。そうでなければ、次のシーズンを迎えるにしても同じように問題を抱えることになるからね。新監督がその点にも目を向けてくれることを願っている」
「とても好奇心が旺盛で、常に多くの疑問を持っている。プレミアリーグとリヴァプールは明らかに(スロット監督のこれまでの経験と)違うゲームだけど、僕らは彼のためにここにいる。団結することがすべてであり、これから入ってくる他の選手たちとともに彼が手腕を発揮するチャンスを与えることが大事だ。彼もすでに分かっているだろうけど、我々への期待が常に大きいことは誰もが知っている。それを正しい方法で管理し、選手全員から最大限の力を引き出すことだ。それはいい休息を取ることから始まるんだ」