マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、FAカップ3回戦で復帰したケヴィン・デ・ブライネについて思いを明かした。『ESPN』が伝えている。
マンチェスター・シティは7日、FAカップ3回戦でハダースフィールドと対戦。試合は前半からフィル・フォーデンやフリアン・アルバレスらのゴールでリードを広げると、最終的に5-0と圧勝で4回戦へ駒を進めている。
そしてこの試合では、ハムストリングの手術を受けて8月11日のプレミアリーグ開幕戦以降、離脱が続いていたデ・ブライネが57分から途中出場。65分にフォーデンの2得点目のシーンに絡むと、74分には同じくケガから復帰したジェレミー・ドクのゴールを見事なクロスでアシストし、さっそく存在感を放ってみせた。
およそ5カ月ぶりに復帰したデ・ブライネについて、グアルディオラ監督は「彼は本当に良いプレーをしたね」とし、「試合よりもトレーニングを積み重ねる必要がある。彼が戻ってきのは、信じられないほど喜ばしいことだ。ケヴィンは試合に勝つために貢献してくれる。ケヴィン、（アーリング）ハーランド、彼らは試合に勝つんだ」と復帰を喜んだ。
またグアルディオラ監督は、デ・ブライネの復帰が今季のトロフィー獲得の可能性を左右するものではないと主張しつつも、後半戦に向けて復帰が大きな追い風になると口にしている。
「我々が一丸となっていなければ、ケヴィンはチームが抱えている問題を解決することはできないだろう。プレッシャーに耐えられるのは分かっているが、彼にとってはフェアじゃない。私たちは長い付き合いだ。彼には簡単には見つからない特別な能力がある。今は走れる選手が多いし、こういうパスを見つけられる選手が必要なんだ。ケヴィンは特別だし、唯一無二の存在だ。ジェレミーのゴールをアシストしたようにね」