ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドを指揮していた2017-18シーズンのプレミアリーグタイトルについて語った。
モウリーニョ監督は2016年6月~2018年12月までマンチェスター・Uを指揮。2016-17シーズンはヨーロッパリーグ優勝とリーグカップ制覇を達成すると、2017-18シーズンにはチームをマンチェスター・シティに次ぐプレミアリーグ2位に導いていた。その後トッテナム、ローマを経て、今季からトルコの名門フェネルバフチェの指揮官に就任。そして24日にはヨーロッパリーグで古巣マンチェスター・Uと激突するが、この一戦を前に2017-18シーズンのタイトルについて語っている。
現在、プレミアリーグはマンチェスター・Cを計115件に及ぶ財務違反で告発。クラブ側はこれを完全に否定しており、先月から“世紀の裁判”のヒアリングがスタートしている。仮に違反が認められた場合、マンチェスター・Cが重大な処分を受けることは確実視されており、一部では当該期間中に獲得したタイトルすべてを剥奪される可能性も伝えられていた。
モウリーニョ監督は会見で、「2018年のタイトルは諦めていないよ」とジョークを飛ばしつつ以下のように語っている。『BBC』が伝えた。
「ご存知の通り、我々は(2017年に)ヨーロッパリーグで優勝し、(2018年には)プレミアリーグで2位になった。そのリーグを勝ち取るチャンスがまだあると思っている。なぜなら、マン・シティが勝ち点を剥奪される可能性があるからね。そうなれば我々がそのリーグで優勝することになり、彼らは私にボーナスとメダルをくれるかもしれない」
またモウリーニョ監督は、今シーズン限りでマンチェスター・Uの親善大使の役割を終えるサー・アレックス・ファーガソン氏についても意見を述べている。
「彼は素晴らしい、信じられない人物だ。私のNetflixドキュメンタリーが公開されれば、なぜ私がこれほど尊敬しているのかわかるだろう。状況がどうなのか、なぜなのか、何なのかはわからない。彼は世界中のマンチェスター・ユナイテッドファンから愛情と尊敬を受けている。それは親善大使の役割や、彼が必要としないお金よりも重要なことだよ」