「EUROJAPAN CUP 2024」では24日、セレッソ大阪とドルトムントが対戦した。
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2023-24シーズンのブンデスリーガを5位で終えたドルトムントが、今夏のプレシーズンマッチで来日してC大阪と対戦。新シーズンからヌリ・シャヒン監督が率いるチームは、ユリアン・ブラントやニクラス・ズーレらを先発起用した。
対するC大阪は山田寛人やカピシャーバ、レオ・セアラらをスタメンに選出。古巣対戦となる香川真司はベンチスタートとなっている。
一進一退の攻防が繰り広げられた試合は26分に動く。右サイドからのクロスが流れたところでボックス左のブラントがトラップ。そのまま再度クロスを上げるとセバスティアン・アレがわずかに頭で触れたボールをゴール前のカリム・アデイェミが押し込んで先制弾とする。
直後のC大阪ボールのキックオフですぐにドルトムントがボールを奪取したところからジェイミー・バイノーギッテンスがボックス左に侵攻。カットインして右足で精度の高いシュートを放ち、ファーに決め切る。
立て続けの30分にもドルトムントが魅せた。C大阪のプレスをディフェンスラインでかわしたところからアイマン・アジルが前線にフィードを供給。トップスピードに乗ったアデイェミが進藤亮佑を追い越してボックス右でボールに追いつくとそのまま一対一を制した。
折り返して迎えた後半、ドルトムントはアレに代えてユスファ・ムココを起用。対するC大阪は大量8名を交代して北野颯太や山崎凌吾らを投入したもののなかなか点差を縮めることができず。53分にはバルセロナ下部組織出身の今夏新加入DF高橋仁胡が進藤と交代でC大阪デビュー。そして62分には平野佑一に代えて香川を送り出す。
すると68分、ボックス左の北野のシュートが2度ブロックにあったがこぼれ球に反応した柴山昌也が押し込む。C大阪はその後も香川が低い位置まで下がってボールを引き出しながら攻勢を強めていく。
さらに73分、ボックス手前右でボールを持った阪田澪哉が左足を一閃。強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺して1点差にまで詰め寄る。
終盤にかけてもボールを保持しながらチャンスを作っていくC大阪だったが、次の1点は生まれないまま終了の笛。試合は2-3で逃げ切ったドルトムントに軍配が上がっている。