Kylian-Mbappe(C)Getty Images

エンバペ、今夏にPSG退団へ!首脳陣に決断を通達と一斉報道…仏メディア「メロドラマがついに終わりを迎えた」

キリアン・エンバペがパリ・サンジェルマン(PSG)からの退団を決意した。フランス『レキップ』などが伝えた。

2017年夏にモナコから期限付き移籍でPSGに加入し、翌年に史上2番目に高額な移籍金で完全移籍を果たしたエンバペ。順調に成長する同選手は、この6シーズン半にわたってチームのエースストライカーとして活躍し、5度のリーグ・アン制覇をはじめ、13個ものトロフィー獲得に貢献した。選手個人としても5度のリーグ得点王に輝き、同チームで公式戦243ゴールを記録する。

現在の世界最高のストライカーの1人とも評価されるエンバペだが、近年では毎シーズンのようにその去就には注目が集まっている。同選手とPSGは、レアル・マドリー移籍の可能性が高まる2022年夏に新契約を締結。契約金やサラリー、ロイヤリティボーナスなど破格の条件とともに1年間の契約オプションの付帯する2年契約を結んだ。

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この契約が残り半年で満了を迎える中、エンバペには2024年夏を超えてPSGとの契約を延長する意志がないと以前から報じられており、今シーズンでパルク・デ・プランスでの雄姿を目にするのは最後になる可能性が浮上。しかし、依然として将来は不透明な状況が続いてきた。

そんな中、15日についにエンバペの去就がより明確になったようだ。『レキップ』は「メロドラマがついに終わりを迎えた」と伝え、その報道によると、選手はPSGの首脳陣に対して今夏に退団する決断に至ったことを通達。当初、ナセル・アル=ケライフィ会長に前もって伝える考えを持っていたようだが、同会長の都合が合わず、そのようにできなかったと伝えられている。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏も同様にエンバペがPSG首脳陣に自身の決断を通達したことを報道。さらに、新天地について「レアル・マドリーのオファーの基本給は、2022年夏に提示されたものや現在のサラリーよりも低い。長年の騒動の後、レアルは自分たちの条件下でエンバペが加入することを望んでいる。契約オファーはすでにキリアンの手の中にある」と長年相思相愛と報じられるレアル・マドリーが条件付きでの獲得に動いていると伝えている。

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