レアル・マドリーは、カルロ・アンチェロッティ監督との契約更新を検討しているようだ。
2021年から自身2度目となるレアル・マドリーの指揮官を務めるアンチェロッティ監督。すると就任初年度でチャンピオンズリーグ(CL)とラ・リーガ優勝を達成するなど、すぐさまメジャータイトル獲得に導いた。今季もラ・リーガ13試合を終えて2位、CLではグループステージ突破を決めるなど、順調な戦いを続けている。
そんなイタリア人名将だが、レアル・マドリーとの現行契約は今季限りとなっている。そして、以前からブラジル代表の新監督に就任することが複数メディアで伝えられており、ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は「2024年のコパ・アメリカから指揮を執る」と明言していた。
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しかし、レアル・マドリー側も引き留めを検討している模様。スペイン『Relvo』によると、フロレンティーノ・ペレス会長は若くて才能あるチームを成功に導くためにはアンチェロッティ監督の経験が必要と考えており、契約延長オファーを真剣に検討しているという。
レアル・マドリーの取締役会は、2年間の契約オファーを検討中。最後の1年はオプションになる可能性も含まれているようだ。ペレス会長の中では、若き才能を中心としたプロジェクトを継続するためにも契約更新するという考えが成熟しつつあると伝えられている。
なお同メディアは、アンチェロッティ監督自身は現在のチームに集中し続けていると指摘。そのためレアル・マドリーと新契約を結ぶのか、それともブラジル代表新監督に就任するのか、現時点では決断を下していないようだ。