Carlo Ancelotti Real Madrid 2024-25Getty

レアル・マドリー公式戦37試合ぶりの敗戦に…アンチェロッティは冷静「負けることは時に役立つ」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、リール戦を振り返った。

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節で、リールと敵地で対戦したレアル・マドリー。ケガ明けキリアン・エンバペやルカ・モドリッチらがベンチに座った中、前半終了間際にPKから先制点を許す展開に。後半は複数の選手を入れ替えたが攻撃が最後まで機能せず、0-1で敗れている。

リーグフェーズ第2節でまさかの敗戦を喫し、17位まで順位を下げた昨季王者レアル・マドリー。試合後の会見に出席したアンチェロッティ監督は、「相手のほうが良かった」と内容で劣ったことを認めている。

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「試合にうまく入れず、チャンスがあったのは最後の数分とクロスだけ。チームは良くなかったし、何もなかった。この敗戦から学んで改善していくよ。負けることは、時には役に立つんだ。シーズンはとても長く、改善しなければならない。今日は少し後退してしまった」

「守備は良かったと思うが、デュエルで負けてしまった。前半は秩序もあったと思う。だがデュエルで負けたことにより、コントロールが難しくなってしまった。決定的なチャンスもほとんど作れなかったね」

レアル・マドリーは、9月29日にアトレティコ・マドリーとのダービーマッチを戦ったばかり(1-1)。「ダービーの消耗が影響したか?」と問われた指揮官は、「いや、我々のプレーは相手よりも悪かったんだ。フットボールはいつも公平とは限らないし、相手が自分たちよりも良いプレーをすれば勝てないことも理解しなければならない」と冷静に敗戦を受け入れている。

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