Carlo AncelottiGetty Images

2シーズンぶりCL優勝のレアル・マドリー、アンチェロッティ「勝つことに慣れるなんてあり得ない。夢が続いている感覚だ」

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レアル・マドリーは6月1日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝、ボルシア・ドルトムント戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「夢は続いている」との感想を述べている。

前半にはドルトムントの速攻から何度も失点の危機を迎えたレアル・マドリーだが、GKティボ・クルトワの好守もあってスコアレスのまま試合を折り返すと、後半にDFダニ・カルバハル、FWヴィニシウス・ジュニオールがゴールを決めて2シーズンぶり通算15回目の優勝を果たした。

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指揮官として通算5回目(マドリーでは3回目)のCL優勝を成し遂げたアンチェロッティ監督は試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じて、次のように語った。

「前半の私たちは少し怠惰だった。ボールを何度も失い、相手が望んでいるプレーを許してしまったね」

「もう優勝には慣れたかって? 勝つことに慣れるなんてあり得ないよ。予想していたよりもずっと難しい試合だったんだ! 前半は苦しみ、後半はより攻守の安定が取れて、ボールを奪われる回数も減ったがね」

「しかし、すべてはもうくだらないことだ。夢は続いているんだ」

その一方で今季限りでの引退を表明しているMFトニ・クロースについても触れた。ドイツ代表MFはマドリーでの最後の公式戦で、CKからカルバハルのゴールをアシストしている。

「少し悲しいが、彼はこういった終わりを望んでいたんだ。敬意を示さなくてはね」

マドリーは明日、シベーレス広場と本拠地サンティアゴ・ベルナベウで祝勝会を行うが、アンチェロッティ監督は「間違いなく葉巻は吸うよ」と、いつも通りの祝い方をすることを宣言している。

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