Courtois-Lunin(C)Getty Images

レアル・マドリー、復帰の守護神クルトワがCL決勝で先発か…現地記者が報道。今季堅守支えたルニンを抑える理由は?

レアル・マドリーGKティーボ・クルトワが大一番に出場する見込みのようだ。

シーズン開幕直前に負った膝の前十字靭帯(ACL)損傷で335日間の離脱を余儀なくされ、さらに回復の最終段階でもう片方の膝の半月板断裂に見舞われていたクルトワ。長いリハビリ生活を終え、レアル・マドリーの守護神は4日に行なわれたラ・リーガ カディス戦でついに復帰を果たしていた。

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8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝 セカンドレグのバイエルン戦では、守護神不在の不安を感じさせない堅守を披露していたウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが先発して決勝進出に貢献。6月1日の決勝ではこの2人のどちらが先発するのかで論争となっている。

『The Athletic』のマリオ・コルテガナ記者は同件について「クルトワが32歳になる土曜日のグラナダ戦、そして順調にいけば6月1日にロンドンのウェンブリーで行われるチャンピオンズリーグ決勝のボルシア・ドルトムント戦でも先発する見込みだ」と指摘している。

クルトワの離脱中、ルニンとケパ・アリサバラガの両選手が活躍し、今季マドリーはリーグ戦34試合で18のクリーンシートを達成。わずか22失点で優勝している。特にルニンは3番手から守護神の座を勝ち取り30試合に出場。12試合でクリーンシートを達成するという目覚しい活躍を見せていた。

それでも、コルテガ氏が知るさまざまな情報筋によれば、キャリアで最も困難な1年を過ごしたクルトワがドルトムント戦の先発候補だという。クラブはクルトワを世界最高のGKとして見なしており、フィットしていれば、ウェンブリーでのドルトムント戦でも彼を頼りにするだろうとのことだ。

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