レアル・マドリーはケパ・アリサバラガを買い取らないことを決めたようだ。
2018年夏にGK史上最高額でチェルシーに加入したケパ。しかし、移籍金に見合った活躍を残すことのできなかった同選手は、昨夏にティボー・クルトワがシーズンを棒に振る重傷を負ったレアル・マドリーに期限付きで加入した。
移籍当初こそ正守護神として活躍し、今後もレアル・マドリーでのキャリアを続けたいと語っていたケパだが、昨年11月末に負傷離脱すると状況が一転。控えに甘んじていたアンドリー・ルニンが代役を務め、好パフォーマンスを披露してカルロ・アンチェロッティ監督の信頼を勝ち取り、以降チームのナンバーワンとしての定位置を掴んだ。
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年明け以降は公式戦3試合でしか出番がないなどルニンにポジションを奪われ、さらに来シーズン以降はクルトワが復帰することから、どうやらケパは今夏にチェルシーへの帰還を強いられる見込みだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は『X』で「ケパはレアル・マドリーから離れることになる」と綴り、その理由を続けた。
「彼はローン期間が終了する6月にチェルシーに帰る。レアル・マドリーはルニンの契約を延長することを望んでおり、また夏のクルトワの復帰を待ち続けている。ケパは自身の将来について下すことになる決断とともにチェルシーに戻る」
